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「デートDV」してませんか? されてませんか?〜大学生による座談会レポート

全体

若者に広がっている「デートDV」について,京都市男女共同参画推進課の山田さん,長﨑さん・京都市ユースサービス協会の久住さん,玉村さんと,大学生4名が話し合いました。

 

座談会参加の皆さん

當麻 高橋 大塩 小椋

左より:當麻陽香(京都女子大学4回生),高橋沙織(京都女子大学4回生),大塩友貴(佛教大学3回生),小椋友仁(佛教大学3回生)

山田 長﨑 玉村 久住

左より:京都市文化市民局男女共同参画推進課 山田晴美さん,京都市文化市民局男女共同参画推進課 長﨑 愛さん,公益財団法人京都市ユースサービス協会 玉村文さん,公益財団法人京都市ユースサービス協会 久住祐香さん


デートDVとは

デートDVとは婚姻関係がない若いカップル間に起こる暴力のことです。対等な関係を築けておらず,束縛と暴力が存在する関係を指します。暴力には,殴る・蹴るといった目に見えるものだけではなく,言葉や態度などさまざまな形の暴力があります

 

デートDVにはこのようなものがあります

「精神的暴力:大声でどなる,相手をおとしめるような暴言をはく,無視する」

「社会的隔離:SNS(Twitter,Facebookなど)で行動を監視する,友人関係を制約する」

「身体的暴力:殴る,蹴る,首を絞める,ものを投げつける」

「性的暴力:同意なしでセックスをする,避妊・性感染症予防をしない,ポルノなどを無理矢理見せる」

 「経済的暴力:お金を返さない,お金をみつがせる」


 

◯デートDVって知ってた?

高橋:言葉は聞いたことはありましたが,実際どういうものがデートDVなのかはあまり考えたことはなかったし,あまり身近に感じていませんでした。

 

大塩:デートDVという言葉はガクシンで見て知っていました。どこからがデートDVになるかの境界線は難しいなと思っていました。

 

山田:DVは殴る,蹴るという身体的な暴力を想像しがちですが性的,精神的,経済的な暴力もあります。また,友人関係を制限したり,SNS上で二人だけの秘密を強要したりする社会的隔離や,リベンジポルノもデートDVと言えます。

 

◯携帯を見てもデートDV ?

玉村:必ずしも全てがデートDVというわけではありません。二人が対等な関係を築けているかどうか,安心,安全で行動が制限されず,成長を応援できる関係か,ということが担保されているかどうかで,それが阻害されている場合はデートDVに当たると思います。「見てもいいよ」という人の携帯を見ることも含めることは線引きした方がいいと思います。

 

◯SNSのリスクとは

小椋:Twitterの過去のツイートを見られて,付き合う以前の事を問い詰められるという話を聞きました。Twitterって誰からも束縛されるものではないはずなのに,SNSでの発言は気をつけているという友達もいました。

 

當麻:彼氏へのLINEの返信より先にTwitterを更新したら怒られたり,Twitterのフォロワーを増やそうとして知らない人をフォローすると彼氏から嫌味を言われたり,男性にコメントができないなど,友達から聞いたこともあります。

 

小椋:自分だったら嫌だけど疑問を感じない知りあいもいます。

 

玉村:パートナーからSNSを制限されるのは今はいいと感じる人もいるかもしれませんが,将来,自分に不利益が生じる可能性があるということは考えてほしいです。制限されることで就職活動がうまくいかなくなる可能性もあります。また,パートナーとのお付き合いが終わった後,ラブラブの時の写真や,やり取りをSNSやインターネット上の誰もが見れる場所で削除できない状態でアップされてしまう可能性もあります。自分の将来のことを考えてデートDVにあたるかどうかの判断をして行動してほしいと思います。

 

◯なぜデートDVはダメなのか

久住:いずれ深刻なことになる可能性があるからというよりは,例えばパートナーから自分以外の異性と会わないで欲しい,連絡を取り合わないでくれ,と言われることによって,その時にもしかしたら出会えていた人に出会えないかもしれない。今しかできないことを阻害されてできなくなることがもったいないことかな,と思います。

 

長﨑:身近にそういう人がいたらどうしますか?

 

小椋:止めれるのかどうかというのは,難しいですね、、、。仲良さそうにしているのを見ると,深刻な問題はないのかなと思ってしまったり。やめさせるところまでは踏み込めないような気がします。

 

◯解決や予防をするには

大塩:自分がデートDVと言う言葉を知ったり映像も見たりしても,第三者に上手く伝えるのは難しいと思うので,こういった記事やパンフレットを教えたりすることも抑止力になるのかな,と思います。大学生ならこれを知ればきっと理解できると思います。

 

久住:やはりデートDVという言葉を知ってほしいし考える機会を持ってほしいですね。デート中に起きるDVだとか,いろいろな誤解があったりするんですが,各々が思い当たることを「これってデートDVなのかなぁ」と考えること,自分のことじゃなくても客観的に考える機会があると少しでも自分に対する抑止力になると思います。つい,「 好きだからずっと一緒にいて行動を制限したい」と思ってもそれがデートDVになるかもしれないと思ったら,ストップがかかる気がします。

 

長﨑:どちらかが強い立場を強要し続けると,相手を支配したり,デートDVに繋がったりすると思います。自分がどう思っていて相手がどう感じているかということを話し合ってみたらどうでしょうか。お互いを理解し合うために,自分はこうしたいけどそれをどう思う?というように話し合って二人にとっての一番いい関係を見つけられたら良いのかなと思います。

 

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