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CINEMAレビュー

『ラ・ラ・ランド』

© 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate.

 

 

夢と希望と恋にあふれた遊園地のような音楽とストーリー、それが世界中の賞レースを席巻したこの映画には詰め込まれている。

 

夢を追う様々な人々が集う街ロサンゼルス。

女優に憧れて数多くのオーディションを受け続けるも、連戦連敗が続くミア(エマ・ストーン)は、さすがに少し心が折れかけていた。

そんな時たまたま通りがかった小さなバーからジャズピアノの音が聞こえてくる。

不思議とその音に惹かれて入ってみると、中では脇目も振らずにピアノを弾きながらも周囲の注目を一点に集めるセブ(ライアン・ゴズリング)がいた。

この瞬間の彼との出会いがミア、そしてセブの運命も大きく動かしていくことになる…

 

圧倒されるような音楽とダンス、そして華やかなロサンゼルスの街並みとともに視覚と聴覚に楽しさを訴えかけてくる。

そうは言ってもミュージカル一辺倒なわけではなく、ミュージカルが少し苦手だという人でも、思った以上に抵抗がなく観られてしまう、様々な色を持った映画だ。

それでいて、ただのありがちなラブストーリーで留まらないストーリーの展開には誰もが魅了されることは間違いないだろう。

 

監督のデイミアン・チャゼルは弱冠32歳にして「セッション」(14)を監督し、本作もまだ監督作品としては2作目にも関わらず、今年のアカデミー賞に最多部門ノミネートするほどの才能の持ち主だ。

そんな監督が撮る本作は、登場人物はアフレコで後から声を入れるのではなく、実際に踊りながら同時に歌っていたものが本編でも流れている。

さらに主演のライアン・ゴズリングは劇中のピアノまで自ら弾いてみせるという本格派だ。

もちろんミアを演じるエマ・ストーンの歌声、そして劇中で見せる女優としての演技力には思わずため息が出るほどだ。

 

 

この映画は「観る」でも「聞く」でもなく「体感する」なのだ。

日本の公開は2/24とアカデミー賞の授賞式直前であり、最多部門受賞が期待されるのはもちろんなのだが、万が一にそうでなくとも観ればきっとあなたの人生のベストに輝く映画になるだろう。


【公開日】

2月24日(金)

 

【京都の公開劇場】

TOHOシネマズ二条、MOVIX京都、T・ジョイ京都、イオンシネマ京都桂川 ほか全国ロードショー

 

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