ガクシンFind 2017年1月7日号
4/8

04Ba:マイケル  Vo/Gt:米田貴紀  Dr:鈴鹿秋斗 Gt:西田一紀 2008年結成、京都出身。"夜"も昼も聴く者全てを"本気"で"ダンス"させる大注目の4人組。MUSICSUPER BEAVER夜の本気ダンス飛躍の1年を経ても変わらない。積み重ねてきたものを伝え、共に歩み続けるな人との向き合い方があるからだと思う。10周年イヤーの最後として2016年を踏みしめたSUPER BEAVERは、その積み上げてきたものに優しく重ねるように2017年にシングルを発表。そんなSUPER BEAVERのVo.渋谷龍太さんとGt.柳沢亮太さんの魅力に迫ってきました!「美しい日」というのは綺麗なタイトルですね。特別な時は特別な日にしか起こるんじゃなくて、日々大事にしてきたものに気づくところで生まれるんですね。2曲目の「全部」では「理屈じゃないよ 感情は」という部分が気になったのですが、感情とうまく付き合っていくコツはあると思いますか?柳沢:10周年イヤーのファイナル終演後、自然と渋谷が「美しい日だった」と言った、その言葉からのタイトルです。ここ最近、人と人との繋がりをすごく大事にしてきたバンドだなって感じるんです。これはバンドの核になる部分だから、これからも大事にしてきたいし、もっともっと広げていきたいと思って作った曲です。柳沢:そうですね。毎日毎日の繰り返しの中であるものであって、それに気がつけば大事なものの見え方は変わってくると思うんです。繰り返し毎度やっていく中で、こんなうれしいことがあったっていう、思わず特別になる瞬間っていうのがあった。幸せってそういうところに潜んでいると思うし、それを大事にしたいと思うようになりました。これは人には負けないぞ!と思うことはなんですか?柳沢:歌詞の通り、感情は理屈じゃない、だけど感情が生まれる理由はあると思うんです。そしてそこにいた人の存在に改めて気がつくんですよね。感情の理由の中にハッとするものがあるんじゃないかなと思って。生きる上でそれは素敵なポイントになると思うんです。渋谷:僕は自分は感情に従順に従って生きてるなと思ってますね。理屈じゃない感情と付き合うには、いろんなことを紐解いていくのがいいと思うのは柳沢と同じですね。納得できている感情もスタートに戻ってルーツを探ると「おお、そういうことか」ってなるし、大事かなと思います。柳沢:ずっと本を読んでいられるってのは、よく渋谷に言われる!渋谷ほどではないけど、小説とか漫画とか好きでよく読むんです。1日で2~3冊ずっと読み続けられる。7~8時間ぶっ続けで読んでいられる。渋谷:本が好きだからこそ分かるんですけど、そういう集中力ってドハマりした時にならわかるんですよ。でもこいつは高いアベレージで毎回、外の声が入らないくらいガッと入り込めるのがすごいなと思います。立ち読みしてる時はめんどくさいけど(笑)。柳沢:一巻から何十巻っていうのを大人買いしても結局夜中まで一気に読んじゃうんですよね(笑)。渋谷:貪欲さは人よりあると思う。好きなこととか魅力に感じたものに対する貪欲さ。音楽に関してだけじゃなく落語も映画も、好きなものはとことん研究します。ここ2~3年はずっとね、落語にはまってます。新宿の末廣亭が家の近くにあるのでしょっちゅう行ってるし、DVDやYouTubeでも見てる。寝る時も、暇があれば聞いてますね。SUPER BEAVERのライブを見ていて思うのは、一体感をもたらす楽曲が多いなと。 今回もクラップや一緒に歌える箇所が初見でもわかりやすくなっていますよね。動がいろんな場所で同時多発的に起きるって言うのは柳沢が考える曲のテーマ「多幸感」とも繋がっています。その時間を共有できている自覚をさらに増長できる仕掛けになっていますね。自分で動けたことは自信にもなりますし、さらに同じチームとしてこの日を一緒に作ったっていう実感もできます。全てが〈人と分かち合う歓び〉に繋がりますね!では最後に2017年の目標を教えてください!柳沢:2016年は初めてのことも未だに沢山経験しました。2017年もそれに続いて、そこで生まれる歓びを共有していきたいと思います。そしてその渦を大きくしていきたい。何かが特別変わるわけではなく、2016年の上に2017年があればいいなと思います。渋谷:欲張って貪欲でいたいと思います。何かに追われて、ではなく「楽しかったからもっとやりたくなっちゃった!」っていう欲張り方をしていきたい。そしてその輪を広げていって共に大きくなりたいです。激動の1年!終わりと始まりの先に彼らが感じたバンドの在り方とは2016年3月に華々しいメジャーデビューを飾り、初のワンマンライブも成功させた「夜の本気ダンス」。そんなのりにのっている彼らが満を持して発売した両A面シングル「Without You/LIBERTY」。激動の一年を送った彼らの気になる新曲と、今年一年についてのインタビューの模様をお送りいたします!「Without You」は切なさを感じる曲ですね。活動が順調ですごく世間に広がっているイメージだったので、「脱したい」「絡まって抜けない」っていうフレーズは少し驚きまし米田:メジャーデビューしてから、ライブの本数も変わったし本当に自分達が本気でバンドをやりたいのか見つめなおす時期でもあったんです。自問自答して何回も考え直した一年だったので、そういうところがこのシングルででているのかなと思います。MV撮影で印象的なエピソードがあればお願いします。セクシーなシーンもありますが・・・。マイケル:必死でした(笑)。出来上がった作品を見て周りから「めっちゃうらやましいな」とか言われるんですけど、米田:画面の外に大人がいっぱいなので頑張らなあかんなって思ってました。トイレのせりあがりも人力でやってくれてたんで(笑)。何テイクもできないなあと。今年新しく始めたことはありますか?マイケル:めっちゃ体がかたいんですよ。27歳になってはじめて整骨院にいったら腰がかたいって言われて。それからストレッチをするようになりました。おかげでライブ中も足上げるのも軽くなったし、股関節まわるまわる(笑)。すごく調子よくなったので続けようと思います。米田:白湯を飲むこと。ライブ前に喉をあっためたほうがいいって言うのを先輩から聞いて。お茶とかだと喉に良くないし、コーヒー飲めないし、じゃあ白湯でいいやんってやたら飲んでます。喉冷やすのも先輩からええでと言われて。ライブ前あっためライブ前冷やすっていう。マイケル:27歳になると節々に感じるものがある(笑)。鈴鹿は体鍛え始めましたしね(笑)。今年一年を一言で表すと?マイケル:激動やな。俺らが激動言わんで誰が言うねんって(笑)。米田:メジャーデビューというポジティブなニュースがあってから、メンバー脱退と言うちょっとネガティブなニュース(笑)。さらにメンバー加入もこの1年内っていう(笑)。マイケル:でも年末になってバンドの状況も良くなってきたんで、このまま2017年も突っ走っていけたらなと。この1年でファンから言われて心に残ってることはありますか?マイケル:メンバーが変わっても夜の本気ダンスが好きですって言ってくれる人がたくさんいて、嬉しいし励みになりましたね。米田:詞や曲で悩んだりしている時に「何を作ってもどんなものでも夜の本気ダンスの作品だから自由にやったらいいと思う」っていう言葉をくれて、自分の好きなようにやっていいんやなって思えたので、嬉しかったですね。最後に今年の目標をお願いします!マイケル:個人的には立ちながら前屈した時に手が下につくこと(笑)。バンドとしてはワンマンを成功させること。リリースも間髪いれずに定期的にしていきたい!米田:来年はアルバムを出したいですね。アルバム出してツアーをまわって、もっと夜の本気ダンスの違う面をだせる、自由な感じでライブをやっていきたいです!上矢優希 同志社大学3回生 ありがとうございました!ありがとうございました!斎藤美優 同志社大学3回生斎藤美優 同志社大学3回生渋谷: 声をあげたり、やってみようと思ってやる自発的行上杉研太 Bass.渋谷龍太 Vocal.柳沢亮太 Guitar.藤原”28才”広明 Drums.東京都出身、高校の先輩・後輩であるVo.渋谷・Ba上杉・Gt柳沢に、柳沢の幼馴染みであるDr藤原を加え2005年結成。米田:でもあいつ全然やってないと思う(笑)。一瞬走って終わって、一瞬腹筋して終わった(笑)。トイレの個室で絡まれながら弾かなあかんし(笑)。僕はソロシーンを一番最初に撮ったんですが、僕基準で他のメンバーの絡みは激しくなってました(笑)。鈴鹿君なんかはもうダンサーと連携とってやってるし、西田くんは押し倒されてるし(笑)。ありがとうございました!

元のページ 

page 4

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です