ガクシンFind 2020年10月29日号
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ャンパス 花 のキ a no Campus
Han
北尾 有紀 さん
2 020 京都・ミスきもの
21歳 京都出身 血液型 / O型 身長 / 167cm 特技 / ラテアート(まだ練習中ですが!)
同志社大学 グローバル地域文化学部 4回生
京都きものオーディション「京都・ミスきものブログ」はコチラ ➡
Q,好きな男性のタイプは?
頼れる人
Q,休日の過ごし方は?
最近は友人と着物を着て 京都散策をします。
Q,趣味は何ですか?
国内外問わず、旅行することです。 建築物巡り、カフェ巡りもよくします。
ファンレターの送り先 〒536‑0005大阪府大阪市城東区中央2‑7‑14‑505
ガクシンFind編集部 「花キャンファンレター北尾さん係」 まで
※封書のみ
日 本 美
〜日本の美しい伝統文化を継承する〜 Vol.2
和菓子
このコーナーは、日本の美しい伝統文化をご紹介する連載企画です。私たちの身の回りに存在するものは、どれも作り手がいて生まれたもの。決し て当たり前にあるものではない。取材を通して伝統文化を多面的に見つめ、私自身学びながらみなさんに伝えることができたらと思います。 企画・取材・文:髙橋奈瑠海 京都女子大学2回生
美しい見た目と上品な甘さで古くから日本人に愛され続けてきた和菓子。 和菓子手作りを体験しました! 京都には全国で最も和菓子屋が多く存在しています。 今回は「甘春堂」の木ノ下稔社長にお話をお伺いしました。
甘春堂の名物は、 器ごと食べられるお菓子として人気の茶寿器 (ちゃ じゅのうつわ) です。 本物の茶碗と見紛うばかりの姿だけでなく、 この 中で数度はお茶をたてていただくことができ、 割って味わっていただ けます。 このお菓子は、 清水焼の窯元が近くにあったことから何か地 元に関連するものを作れないかという発想から生まれたそうです。 近年、 核家族化が進み和菓子を伝える役割としてのお年寄りとの同居 が減ったため、 和菓子の知識 (例えば季節ごとの和菓子の種類や意 味合い) を知らない人が増えています。 甘春堂さんではSNSに取り組 んだりインスタ映えする商品の開発にも取り組んでおられます。 パッ ケージにもこだわり、 一目見ただけで分かりやすいものにしたり、 一 ▲社長取材 : 甘春堂の歴史や和菓子のこ とを丁寧に教えていただきました。 口サイズの個包装になった和菓子の販売をしたりと、 時代に合わせ て販売方法も変えてきているとのこと。 「老舗の和菓子屋に求められているのは、 『今も昔もそこにある』 ということだと思っ ています。 甘春堂の和菓子を求めて来店 されるお客様に変わらない味を楽しんで もらいたいです。 ですが、 それと同時に和 菓子をおしゃれで身近なものだと感じて もらい、 新しい層のお客様にも受け入れら れるようなものづく りを目指したいです。 」 と今後の展望を語ってくださいました。
▲短時間で4品も教えていただきました !
▲和菓子職人さんから直接手ほどきを受けます。
和菓子体験では4種類の和菓子を作らせていただきました。 「 木守り」 という柿を モチーフにしたお菓子は色のグラデーションを出すのに1つの生地を薄く してもう 1つの生地の色を中から浮かび上がらせるようにする。 いかに破れないよう自然 にグラデーションを作れるかがとても難しかったです。 体験教室はとても楽しい雰 囲気で講師である和菓子職人さんのトークもとても面白く、 一工程ずつ丁寧に教 えて下さり素敵な和菓子を作ることができました。 最後には、 野菊や職人さんの飼
▲ハロウ ィ ン和菓子 : インスタ映え します ! ▲店舗 : 京阪七条駅のほど近く 、 老舗の店構え
い犬をモチーフにした和菓子を披露してくださいました。 職人さんの慣れた手つ きや道具を使いこなす技術に驚くばかりでした。
甘春堂
〒6 0 5 ‑0 931 京 都 市 東 山 区 川 端 正面東入る茶屋町511−1 電 話 番 号:0 7 5 ‑5 6 1 ‑1 3 1 8 営 業 時 間:9時 〜 17 時
和菓子作り体 験 料金:2,300円+税 お抹 茶と和菓子4種 類(上生菓子3個、干菓子 1種類 ) ( 1個 はお抹 茶とご試食、2個はお持ち帰り)
お申し込みはWebから
取 材 ・ 体 験 後 記
▲ありがとうがざいました!
店の名菓である茶壽器(ちゃじゅのうつわ) が地元に関連するも のを作りたいという当時の発想から作られたとお伺いし、 その 時代に合った商品を生み出し続け、 時代を超えて繋がっていく んだなと感じました。 私たちは取り巻く環境に日々支えられて いるという当たり前だけど見えていなかったこと、 何十年経って も変わらないお店があることに改めて気付きました。 今回の取 材では新しい視点から伝統文化を見つめることができました。
TEL
090-3719-4238
MAIL
shizenha@shizenha.com
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