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『インサイド・ヘッド』、それは主人公のライリーの頭の中でのお話です。
頭の中では感情たちがライリーの幸せを守ります。ヨロコビ、ムカムカ、イカリ、ビビリ、そしてカナシミ。
いつまでも笑っていたいのにカナシミはどうして必要なの？
ライリーを悲しませることしかできないカナシミの役割だけみんながわからずにいたそんな時、事件は起きます。
頭の中の司令部からヨロコビとカナシミが放り出され二つの感情を失ってしまったのです。今までうまく進んでいた歯車が狂い始め、ライリーはいつもの笑顔のライリーでなくなってしまいました。と、この続きは劇場で。

いつも身近にありながら忘れてしまいがちな大切なことを教えてくれるピクサー作品。今回は感情のお話です。私はいつも明るく笑顔でいられることこそ幸せなことだと考えていましたし、カナシミに溺れるのはできるなら避けたいことです。でも見終わった時にカナシミを愛してあげたくなる。そんなありのままの感情を大切にしてあげたくなる作品です。ぜひ大切な人と、友達と、家族と劇場に足を運んでみては。
(京都女子大学3回生：古本穂乃佳)

★7月18日（土）TOHOシネマズ梅田他全国ロードショー

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