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昨年12月にオープンした映画館、『出町座』さんに行ってきました!
場所は河原町今出川交差点からすぐ、アーケード商店街「出町桝形商店街」の中。映画館だけではなく、カフェと書店も融合した施設。どんなところだろうとワクワクしながら商店街を歩くとすぐにレトロな外観が見えました!
映画館は二階と地下一階の2館。一階にはカフェ「出町座のソコ」と書店「CAVA BOOKS」。
一階は外観からはイメージできない広々とした空間で天井も高い。書棚の本もじっくり選びカフェでゆっくり読む贅沢な時間を過ごせる。夜はアルコールもいただける。
出町柳といえば同志社大学や京都大学も近く、一人暮らしの大学生も多い街。
すでに近くの大学だけでなく京都中の大学やアート系の大学の学生も来店が多いとか。京都の繁華街ではなく大学の多い北の地域で久しく待たれた、まさに学生にとっても文化の発信基地と言えるのではないでしょうか。
少しでも興味をもった方はぜひ一度足を運んでみては!
『出町座』代表の田中さんにお話をお伺いしました。
「出町座」を設立した経緯を教えてください。
立誠小学校という木屋町にある古い小学校の建物の中で、立誠シネマプロジェクトとシネマカレッジ京都という、映画上映と映画のスクールや人材育成をやっていたのですが、移転を余儀なくされてしまいこちらに移転しました。
この場所に移転された理由は?
(移転前の)立誠小があった木屋町は繁華街、いわゆる飲屋街です。今のエリアはいわゆる地域の商店街の中。周辺には大学が多く、勿論学生マンションも多い。また近くに出町柳駅があるので同志社大学や同志社女子大学の通学の学生も多い。そういう意味では老若男女いろんな人たちがいる。そして日本在住の観光客ではない外国の方も多く、文化的なものも根付くポテンシャルというものがものすごくあります。元々この辺というのは文化的な意識が高い人たちが多くいらっしゃる、そういうエリアです。そこに惹かれました。
「出町座」で流す映画のセレクトの基準は何かありますか?
今は最初なのであまり封切りは入れてないです。セレクトとしてはだいたいみんなタイトルを知っているようなものとか、去年公開された作品で「ちょっとこれ見逃してると勿体無いですよね」っていうものを最初は選びました。だんだん新作が増えていきます。あんまり新作旧作にこだわっていないので関係ないかな、とも思いますが。
「出町座」の楽しみ方を教えてください!
自由に楽しんでください。映画を見た後にカフェで友達とお茶を飲んでもいいし、映画を見る前に本棚を見てまわってもいいし、ここの中だけでなくても商店街の中でも色々面白いお店があるからそれらを眺めに行ったりしてまた戻ってきてもいいし。近くに鴨川もありますから鴨と戯れてもいいし。
是非一度お越しになって下さい。
ありがとうございました。
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