2016/3/28 3/28（月）梅田CLUB QUATTRO

現在話題沸騰中、チケット即完売のMrs. GREEN APPLE『TWELVE TOUR ～春宵一刻とモノテトラ～』公演レビュー！

アルバムTWELEを引っさげてのツアーは「愛情と矛先」で幕開けした。

観客のボルテージは既にMAX。勢いそのままに「NO.7」の「ナーナナ、ナナナナナナナ！」の大合唱で早くも会場の一体感を作り出す。小洒落た「アンゼンパイ」、ポップでおもちゃ箱をひっくり返したような「キコリ時計」ではしゃいだ後は一変、「ミスカサズ」で妖艶な声を響かせ背筋がゾクッとする。

次の「私」では美しいピアノの旋律とともに歌で語る。「HeLLo」「春愁」「Hug」とミセスらしい優しさに溢れた名曲に続き、「うブ」ではメンバーが髪を振り乱し激しい一面を魅せる。「リスキーゲーム」「SimPle」「Speaking」でこれぞライブとばかりに床が抜けそうなほど箱を揺らす！

「自由に聴いてださい」というセリフと共に、様々な想いが詰まった「パブリック」を歌で語りだす。アンコールでは「我逢人」「StaRt」で再び盛り上げ、ダブルアンコールの「庶幾の唄」で「まだ始まったばかり」のミセスの快進撃とこれからもステージでと約束を交わす。

「また会いましょう」で幕を閉じた。