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イベント参加レポート

『RUSH BALL☆R』ライブレポート

2016514()に大阪城音楽堂にて

関西の夏フェスといえばRUSH BALL!それに先駆け514日(土)大阪城音楽堂にてRUSH BALLRが開催された。今回は全出演者総レポート!

 

 

1ホロ

  1. ホロ

激しい見た目とギャップのある、メロディアスで美しい歌声を披露するホロの1曲目は『閃光と雷鳴』。「俺らみたいなジャニーズ系のバンドを呼んでくれてありがとう!」とおちゃらける。「俺たち、イメージ的に恐いと言われがち。だから今日は、好きになってもらいに来ました。好きになって帰ってください!」と、『ドローイング』『影送り』『鐘声』『コントラスト』をかき鳴らす。「ライブハウスの端っこで酒ばっか飲んでいるような奴らにも、みんなが笑顔で見てくれて嬉しかった。友情の証ってわけじゃないけど、最後にバラードを送ります。」のセリフととも、亡くなったおじいちゃんに書いたという『心臓』で「ありがとう、さよなら」と切なく歌い上げた。

 

 

2フィッシュライフ

  1. フィッシュライフ

「最高に楽しい1日にしましょう!」元気いっぱいで飛び出てきたフィッシュライフ。『東京』を文字通り全力投球で歌う!『フロムカウントナイン』では客席のハンドクラップに「最高の景色をありがとう!」と目を輝かせた。

『blue blue blue』の後に静かに語りだしたのは、バンドのいままで。

「バンド組んで4、5年になります。組んで1年目で賞をもらったんですけど、賞に対して実力が伴ってなくて。周りの視線が辛くて。でも今日、みんながとても元気に反応してくれて、それが嬉しくって。やっとフィッシュライフとしてバンドできているかな。周りの人や見てくれる人、話題にしてくれる人のおかげで今ここに立っています。本当にありがとうございます!」その感謝をこめて、最初に作った曲、ファンと一緒に育ててきた曲である『ニュースキャスター』を、「あんたと一緒に今日作りたい!」と熱く歌った。

「僕は、過去や未来のことを、必要以上に不安に思ったり嬉しがったりする、強がりな人間でした。でも最近考えが変わってきた。今度も会おうね、じゃもったいない気がして。今この場で伝えたいことを、伝えられる歌をうたいたい。」と、新曲『サイレントオペレーション』を「俺たちがフィッシュライフだ!」と叫んで披露した。

 

 

3BURNOUT

  1. BURNOUT SYNDROMES

「京橋に届くくらいに精一杯歌います!最後までよろしく!」『文學少女』でスタート。

暑い大阪を、もっと熱くするために持ってきたというロックチューン、『エアギターガール』では、こぶしをあげて激しく盛り上がる。

「僕らは大阪生まれ大阪育ちです。そんな僕たちは、東の東京という街がどこか怖くて。でも東京は希望にあふれた場所だと思っています。」そんな東京に憧れて作った曲、

『セツナとコウキ』を歌う。

「我々のこと知らない人、いっぱいいると思います。今日は本当に、ステージに立てて嬉しくて。このライブ、一昨年はキュウリ食べながら見てたんですよ。その時はステージ遠いなと思ってた。それで、去年も見に来たら、仲良いバンドが結構出てて。めっちゃ悔しかった!今年、やっとステージに立てた。これは、皆さんにもらったステージだと思ってます。だから精一杯歌います!(Voを指差して)こいつがね 笑。僕も精一杯弾きますよ 笑。」そんなセリフと共に、彼らを今日ここに連れてきてくれた歌だという『FLY HIGH!!』を披露。地元大阪でのライブは特別な思いがある。週末は野音で過ごすことも多いそう。そんな憧れのステージ。「最後まで一人一人に歌います。」と言葉を紡ぐ。

「3月にメジャーデビューさせてもらってから、戦うべきステージが上がっていくにつれて応援してくれる人、育ててくれる人に何か返していけたらいいなと歌うようにしています。皆さんも大切な人を思い浮かべながら聞いてくれたら嬉しいです。」バラード『こどものじかん』でしっとり締めた。

 

 

4mol-74

  1. mol-74

京都から来たmol-74。ハイトーンボイスへの切り替えが美しい。『グレイッシュ』『ヘールシャム』3曲目の『%』はハンドクラップで一体感が生まれる。『3.9』『待ちわびた音色』『開花』と鳴らした後。「初めての野外で、ずっと緊張してたんですけど、ステージにでてきたら吹っ飛びました。吹っ飛ぶついでに、最近しんどい時期で悩んでたのですが、それも一緒に吹っ飛びました。ありがとう。」言葉少ないながらに、はにかみながら話す様子に会場がなごむ。最後のサビのラララの音まで、美しい。野外に響く音は特別に贅沢だった。

 

 

5Amelie

  1. Amelie

「遠く遠く離れていても、人と人とを繋げる力が音楽にはあると私は信じてます、一緒に楽しんでくれますか?」強い強い意思のこもった言葉とともに『手紙』を歌い上げる。『メグリメグル』ではみんなが両手あげて、まわるまわる!「さいっこう!」と頬を紅潮させていた。『グッバイハロー』では「こういう日って人生変えるくらいの出会いがあるよね。みんなの人生もだけど、自分らの人生を変えるつもりで来ました!」と気合を入れる。「ずっと強く思い続けていれば願いは必ず叶うって私は信じてる」Amelieの音楽でみんなの未来がもっと輝きますようにと願いを込めて『honey』。

どんな人にも、かけがえのない人がいる。「そういう人って遠い憧れの人じゃなくて身近な人なんだよね、しんどいときに声かけてくれるような。その人の手をどうか離さないで。私も絶対にはなさないで、この状況を維持してみせる。」会場を見渡す。最後の曲、『ヒーロー』は、誰かを好きになれる、誰かを愛せるみんなに向けた唄。

「今度はいつかでっかいほうのRUSH BALLで会えるって信じてます、みんなよろしく!」

 

 

6ココロオークション

  1. ココロオークション

『ここに在る』で会場を見渡し、「俺はここから見える景色を守りたいと思います!」と高らかに宣言。『ヘッドフォンリガー』をRUSH BALLに打ち込んだ。

他のバンドから雨男と言われてきた彼らは、晴れてよかったね、とほっと笑う。

「僕らは大阪城野外音楽堂でのライブが大好きなんですよ。小鳥の鳴き声とかも空気感も混ぜて、僕らの音楽にしていきたいと思います。音楽は自由です。自由に、好きに踊ろうぜ!」『ターニングデイ』で青空に会う舞を作り出す。

「4/27にメジャーデビューしました。でも前と変わりません。これからも僕らはいいなと思った音楽を流していきますので、よろしく。」リリースライブのラスト公演はこの会場で行われる。こんな野外に似合う、『夢の在り処』『蝉時雨』を披露。「大切なフェス。1年前には客席で見てた。届けたい歌があった。この日を待ってた。音楽が居場所をくれたのは僕も同じだ。」と歌にのせて語りだす。

「今日ここにたててよかった。今この瞬間、俺は生きてるって感じます。」『フライサイト』生きている実感を共有できた。

 

 

7忘れらんねえよ

  1. 忘れらんねえよ

彼らのライブの最初の定番はコール&レスポンス。

「コールアンドレスポンスね、いつも時事ネタなんですけど。今日はちょっとね、タイミング悪いから 笑、なんとなくやりますね!」と彼らが選んだのは最近話題の「岡崎!体育!」独特のトークに会場が引き込まれ、『寝てらんねえよ』『犬にしてくれ』。会場一番後ろのビールまで客席を運ばれるパフォーマンスが終わる頃には、忘れらんねえよワールドができあがっていた。

「高かった、今までで一番身の危険を感じたよ 笑。」あったまった会場で『ばかばっか』『バンドやろうぜ』『この高鳴りをなんと呼ぶ』。『忘れらんねえよ』

このイベントは初出演の彼ら。「何喋ろうかなって思ったときに、あんまねえなって思って 笑。」笑顔を保ちつつ声に真剣みが帯びてくる。

「俺らが信じてる音楽を、パフォーマンスをやればいいんじゃねえかなって。ここに来る時に思ったことは、俺はあんたらの一番になりたいってことなんだよね。あんたらの中の世の中に出てるバンドの1番。[Alexandros]より1番 笑。  いや、分かってるよ、あんなイケメン5回ぐらい生まれ変わらなきゃ 笑。GOOD ON THE REELとかも大好き。あいつらの音楽もだし、イケメンだし最高。千野くんとか、抱かれたい 笑。」言われた当人が袖から顔をのぞかせ照れている。

「それもあっての、俺はお前らの一番になりたい。そんなの簡単じゃないってわかってる。だけど、俺らがそういう風に、あんたらのために歌ってるってことを知ってほしい。いつもそう思ってるけど、その3倍くらいで歌うから、あんたらのために。受け止めてもらっていいですか?」最後はその思いに応えて、「忘れらんねえよ、Baby」の大合唱を響かせた。

 

 

8GOTR

  1. GOOD ON THE REEL

1曲目の『素晴らしき今日の始まり』からVo千野さんは伸びやかに踊り歌い、目が釘付けになる。みんな空を見てごらん、と『サーチライト』で不思議な世界に運ばれていく。野音での出演は3回目。過去2回は雨だったという。「特に一回は俺らの時に雨が降ってきてね 笑。晴れた日ってうっとおしい時もあるけど、こんないっぱいの笑顔が見れて今日は嬉しいです。」そう言って『つぼみ』を披露する彼らは誰よりも笑顔でステージを作る彼らは心から音楽を楽しんでいる。

「世界は自分で回すものです。でもどうせならみんなで上手に回してみませんか?」と『シャワー』では全員で一緒に爽やかに世界をまわす。

最後の曲。「もちろん僕らは死んだことがないし、生きていることが当たり前で、普段実感できることがない。だけど、ステージに立つと、生きてるなーって思うんだよね!人間っていうのは一人では生きられないから。今日一日、一緒に生きてくれてありがとうございました。」生きている実感を込めて『シャボン玉』で感謝を示した。

 

 

9感覚ピエロ

  1. 感覚ピエロ

感覚ピエロのステージ作りはリハーサルから始まる。定番のAKB48でリハーサルでも、会場の一体感を大事にしている。「こんな遅くまで残ってくれてありがとうございます。リハから僕らと遊びませんか?」と暗くなった会場に残る大勢の観客を見渡す。『会心劇未来』『Japanese-Pop-Music』でひとしきり遊んだあと、「あんたの後ろにも…。メリーさーん!」と『メリーさん』。

「今日はめちゃめちゃ天気が良くて。あまりにも天気が良かったんで、今まで大阪城公園を散歩してたんですよ。ここの音、外にも音がはっきり聞こえてて、お年寄りが、ああ若いにーちゃんねーちゃんがなんかやってんなと。そんな中、男女で芝生でイチャイチャしてるんですよ…なにしてんのかな、ってね、見てたわけですよ 笑。そんなリア充たちに歌ってやりましょう!」と『リア充大爆発』で感情を爆発させる。最後は「野音の外まで聞かせてやれ!」と『O・P・P・A・I』でステージも客席も暴れまわって欲望を曝け出した。

 


 

取材後記

心も体も熱く、暑い。そんな一日になったなと感じる。フェス幕開けにはぴったりの1日だった。
来場者も、お目当て以外は初めて曲を聴くバンドが多かった様子。それを出演者たちも分かっていて、少しでもみんなの心のどこかに引っ掛けようと熱い言葉を音に乗せて全力投球で投げているのを感じ、私も例にもれずがっしりハートを掴まれた。

ステージに立つバンドと、客席。そこに共通するのは、音楽が好きで好きでたまらないという純粋な心。たった1日、知らない者同士が感性を触れ合わせることで生まれた仲間感がとても居心地のよい贅沢な場所を作り出していた。

次の目指す舞台は本編RUSH BALL。微力ながらそんな日が遠くないことを願って応援していきたい。

 

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