答える人：神瀬邦久（就活ワークス）

インターンは大体何社くらい応募すれば良いでしょうか？

エントリーをする数が問題でなく 、何社何日間インターンに参加するか、が問題なので日付の確定しているもの、確定していないもの、を選考の難易度（有名企業は倍率が非常に高いです） などを考え、ある程度落ちても夏休みが暇になる、というようなことがないようなエントリーが望ましいと思います。

ごくごく平均的に言うと倍率は5倍から10倍と思っていた方が良いので1つの期間に5社から10社エントリーしておけば確実にインターンに参加できるということになります。

選考なしの一日でおわってしまうインターンは正直参加する意味はあるのでしょうか？

参加する意味はあります。「選考なしの１日のインターンが自分にとってどういう意味があるか（会社によっても違うでしょうが）」という情報が手に入ります。 インターンシップに限らず就活に関する「いろんなことをやった方が良い」ということに関して一度経験しておく、ということが大事です 。よくない状況が生まれた時「あの時行っとけば良かった」と思わずに済むからです。

まだ業界を絞れていないのですが、大体どの時期までにある程度決めるべきでしょうか

業界を絞るのは業界を広げてから、という風に考えたほうがいいです。夏休みのインターンはまさしく「業界を広げるため」に行くと思っていただいて結構です。異なる業界 3～4種ののインターン（文字通り選考なし選考無し一日で終わるインターンでも結構です）各業界を見ればどこを深掘りすればよいかと、ということが分かりますので本選考の時にはそれをもとに絞っていく、ということなのです。まだまだ広げる時期だと考えてください。

TOEIC以外で、就活生にとってオススメの資格はあれば教えていただきたいです。

大学3年の今の時期から就活のために資格の勉強をする、というのは非常に時間的効率が悪いです。 その分SPIの勉強に向けたりインターンの参加する日数を増やした方が有意義な就活になると思われます。 詳しくは就活ワークス動画の「決定版資格と就活」をご覧ください

SPIの勉強はいつ頃から取り掛かるべきでしょうか？

もう取り掛かったほうがいいと思います。 問題集を各分野一日1問でいいですから といてみて1周してみましょう。そして自分の不得意なところを集中的に勉強して SPIの スコアを上げるように日頃から努力しておくと本選考になって 志望度の高いところのSPIに落ちなくて済むようになります。

面接で短所を聞かれた場合は、正直に答えるべきでしょうか？

正直に答えたほうがいいと思います。長所と短所を合わせて自己開示することであなたの特徴がよりわかりやすくなりマッチングポイントを発見してもらいやすくなります。短所を聞かれた時自覚している短所をいうこと、とそれに対しては「どういうふうな心がけで対応しているかと」いうことをセットで答えるようにして頂ければいいと思います。

自己PRで伝えることはやはり一つに絞った方が良いでしょうか？

自己PRで伝えることが「何々の強み」の意味で言うと、絞ること学生からは不可能です。

エピソードをより「分かりやすく伝える」という努力をした方がよいと思われます。

なぜかと言うと 「学生時代に力を入れたこと」あるいは「自己PRに使うエピソード」どちらにせよ色々な「エピソードの中から感じる強み」は人事によって違うからです。

「この学生はどういう強みを持っているのかな」ということを人事にわかりやすく伝えるのが学生側の務めなのです。学生の側から「自分の強みは1つこれだ」と決め込むというのはむしろ危険な状態だと言えます。

動画選考のための動画を撮る際に注意することがあれば教えていただきたいです！

まずは明るくハキハキと大きい声で伝わるようにしてください。あとカメラを見て喋ることを意識してくださいカメラを見て喋ると「面接官の方を見てしゃべっている」というイメージになります。

あと 安いものでも結構（インスタ用のものでOK）なのでリングライトを使って顔を明るく照らして撮影するようにしてください。就活ワークス動画ちゃんねるの1分間自己紹介の作り方という動画が参考になると思います。