大学生による大学生のためのWEBマガジン
7月10日の参議院議員通常選挙は18歳・19歳の方が投票できる初めての国政選挙です。
あなたは選挙に行きますか?大学生と高校生が18歳選挙権について話し合いました。
岡田 選挙権年齢の見直しは実に70年ぶりとのことだそうです。皆さんは参議院議員通常選挙の投票に行こうと思ってますか?
A.K 行きたいなとは思うんですが、どの党やどの候補者に投票したら良いのかっていうのが、まだ政治に詳しくなくてよくわからないところはあります。
A.Kさん高校1年生
岡田 政治そのものについて今まで関心を持ったことはありましたか?
A.K はい、あります。関心を持ったきっかけがこの18歳選挙権なんです。年齢的にもうすぐなので調べないといけないなと思いました。
岡田 どういう方法で調べましたか?
A.K 学校で配られた資料を読んだり、スマホやインターネットで選挙ってどんな仕組みなのかなどを調べました。
岡田 皆さんは自分の暮らしの中でこれは問題だな、とかこれは課題だなということを友達や家族との雑談でもいいので話したことはありますか?例えば通学路がいつも混んでるけれども道路を広げたら良いんじゃないの?とか。この町にスーパーとか商業施設を誘致したらもっと賑わうのにとか。
M.A 登校中によくあるのですが狭い通学路をスピードを出して車が走って危ないなと感じます。
岡田 「政治」というと大きな話に聞こえるかもしれませんが、そのような身近なことに関心を持つことも、まさに政治参加と言えると思います。
京都府選挙管理委員会 岡田幹夫さん
岡田 皆さんは生徒会の役員選挙などで投票したことはありますか?
※全員挙手
岡田 その投票の経験は国政選挙や地方選挙に行くとなった時に活かされると思いますか?
稲毛 自分で一票を入れるということは同じなので規模は違いますが、活かされると思います。
A.K 中学生の時に立候補する立場で参加しました。学校の生徒会は小さな組織ですが、実際の選挙と似たようなものだと思うので役に立つと思います。
岡田 投票を身近に感じるという意味ではそういう経験は有ったほうが良いですね。
岡田 明るい選挙推進協議会の資料によれば、20代の推定投票率は33%となっています。この数値をどう思いますか?
K.Hさん 高校2年生
K.H この数値は授業で習いました。低いなと感じます。やはり20代が投票すれば自分たちの世代の声が活かされる政策がもっと出てくると思います。
岡田 若い人たちの投票率が上がったら自分たちの思いも伝わるし、それを反映した政策がもっと出てくるというご意見ですね。
では、どうしたら若者の投票率が上がるでしょうか。どうしたら自分が投票に行きたいと思いますか?
K.H 若者向けの政策をより多く打ち出してくれたら投票に行く人も増えると思います。
稲毛脩人さん 立命館大学一回生
稲毛 政治の話は僕達からすると別の世界の話というか、そんなに身近に感じていないと思います。もっと身近になるようにみんなで勉強をしたり考えたりしないといけないと思います。
岡田 今までは投票に行く機会がなかった皆さんですが、立候補された方の意見を聞いたことはありますか?
水澤 無いです。どうすれば聞けるのかわからなくて。端々で聞くことはあっても、ひと目で比べられるようなものがあれば便利だなと思います。
岡田 候補者の情報ですが、選挙管理委員会では、候補者の一覧や政策などを掲載した選挙公報を作成していますので、参考にして下さい。
岡田 この座談会に参加して感じたことをお願いします。
稲毛 自分が選挙に行っても変わらないかもしれないと思ってましたが、政治ってすごく身近な問題だなっていうのが分かりました。皆が選挙に行かなかったら意見を反映できないし、一人ひとりが選挙に行くことは必要だと思いました。
M.Aさん 高校3年生
M.A この座談会前は選挙に行きたくないなと思ってましたが、やはり行かないといけないなと思いました。自分の一票って小さいと思ってましたが結構大きなものなんだなとわかりました。
A.K 自分が誰に投票したら良いかと思ってたんですが、スマホだけじゃなくてテレビや色んなものから立候補者の情報を知れるというのがわかりました。投票率によって実際には多数派の意見が通らなかったりと、かたよった結果になるのならやはり選挙に行くのは重要な事だなと思いました。
水澤美晴さん 立命館大学二回生
水澤 選挙に行くことはすごく大切だな、と感じました。ただ、候補者の情報が学生には届きにくいように思います。その辺りを届きやすくきしていただけると選挙に行きやすくなるなと感じました。
岡田 みなさんもそうですが、候補者にも色々な考え方や意見があります。そうした考えに触れるため、積極的に選挙へのへの関心を持って、皆さんからもプローチをしていただければなと思います。
また、有権者になるということは、単に投票できるというだけでなく、選ばれた代表により決定されたことには従うという責務もあるということも覚えておいていただきたいと思います。
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