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Photo by 原田昴
4月28日(月)心斎橋JANUSにて【初恋の嵐とKhaki】と題したツーマンライブが開催。異色の組み合わせが生んだ、熱狂の舞台となった。
初めに登場したのは『Khaki』。1曲目「車輪」から官能的な歌声が会場を『Khaki』の世界観へと誘う。序盤から目まぐるしい展開にフロアは緊張感で満ちていた。続くのは、日ごとに違う構成で魅せる「Undercurrent」。今回は「#2」→「#1」→「#3」という順番で演奏された。
メンバー同士向き合い、阿吽の呼吸で繊細に音を重ねてゆく。散りばめられた尖ったフレーズたちが、心を体を大きく揺らす。締めくくるのは「文明児」。投げかけられた(愛してるよ)という詞。光の中、加速するテンポと熱に観客はもう身を委ねるしかなかった。彼らの新境地に圧倒された。
続く『初恋の嵐』は、3人のゲストボーカルを迎え情緒的な旋律を紡いだ。『髭』より須藤寿は「Untitled」「星空のバラード」で力強くも優しく会場の雰囲気を緩めていく。メンバーは言葉をなぞるように口ずさみ、語り掛けるように音を拾い上げる。続いて『初恋の嵐』のファンであるという『Khaki』から中塩博斗が登場。「君の名前を呼べば」を伸びやかに歌い上げる。向き合い演奏する姿に笑顔が浮かぶ。最後に『Scoobie Do』よりコヤマシュウは、20年来の”盟友”として初恋の嵐との記憶を確かめ合い「宝物」「Nothin’」を披露。特徴的なフレーズが観客に問いかけるように響き渡る。潤む瞳で共に詞を重ねる観客も。感情剥き出しの歌声がこの曲を励ましているように感じられた。
時と人、思いは繋がりフィナーレへ。さっさと歌って帰ります、と『初恋の嵐』のベース、隅倉弘至が一言。そんな言葉と裏腹に、アンコールの「touch」が始まると演者全員がステージに上がり、一夜限りのセッションで観客を沸かせた。愛溢れる熱い夜であった。
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