大学生による大学生のためのWEBマガジン
可愛い声、ルックスで一見アイドルバンドかと思った人!一度聞けばわかる、男勝りな激しいロック、エモーショナルで最高にかっこいい。全力で全身を駆け抜ける高速エモーションを引き起こす彼女たちの圧倒的な存在感の秘密に迫ってみました!
※ベースのFumihaさんは体調不良のため欠席でした。
デビュー曲「秒速エモーション」は春の別れを歌った曲。だけど悲しい感じでなく激しい印象で、かっこいいなと!この曲を作ったきっかけは?
Ryoko:いつもなら作った時のこと鮮明に覚えてるんですけど・・・デビューに向けていっぱい曲を作りすぎて、この曲を作ったときのこと、覚えてなくて・・・笑。
デビュー曲に選んだのはなぜ?
Ryoko:やっぱりデビュー曲なので、今までの曲を越えるものがよくって。妥協したくなくて。いっぱい作った曲の中でメロディはポップなのにバンドは激しめなこの曲を選びました。
収録曲3曲の中で一番のお気に入りとその理由は?
Yurika:「スタートライン」です!私は歌詞が頭に残るタイプなんです。この曲はRyokoがЯeaLというバンドの事を書いてくれた曲なので、思い入れのある曲です。
この曲はレコーディング中の喧嘩がきっかけとか?
Ryoko:そうなんですよ笑。バンドのモチベーションとかの違いでよくぶつかってて。若さのせいもありましたね。中学も高校もばらばらで、音楽をやるために集まった仲間なので、コミュニケーションも一から作っていった感じで。だから意思疎通が難しくて。みんな音楽に対して常に全力でいたいと思ってたし、誰かがそのペースを落とすとぶつかっていたって感じですね。
AikaさんとRyokoさんは?
Aika:私は「Outsider」が好きですね。何回もリピートしたくなる。間奏のベースのバチバチ感とか歌詞とかがツボです。
Ryoko:「秒速エモーション」かな。みんなに聴いてもらうことを考えて作ったので、メロディライン、バンドの構成、セリフを入れるなど、色々工夫したので。
見事にわかれましたね!それだけこの1枚にЯeaLがつまっているってことですね。ところで、バンド名の表記が印象的ですが、その由来は?
Yurika:バンド名はかっこいい英語にしようって思って、いろんな英単語を考えたんですよ。で、最終的にЯeaL(リアル)にしようってなって。でも、ただのREALじゃ面白くない。ノートに書いて王冠被せたりハートつけたりしてたんですよ 笑。でも文字として打てないじゃないですか。それで、記号を調べていたらRの反対文字があって。これええやん!って。本当のわたしの表も裏もみせるって意味でRの裏表で、素敵って思って。さらに、その時のバンドのテーマが「本当のわたしたちを」だったんですよ。
Ryoko:完全に中2病やな 笑。それ。Яってロシア語で、「私」の意味があるんですよ、それもかけてます。って、実はこれ完全に後付けなんですけどね笑。先生にバンド名褒められて、その時知ったんですよ笑。
Yurika:ほんますごいよな 笑。あのころの自分を褒めてあげたいわ笑。
結果的にすごく深いバンド名になったわけですね!バンドを組んだのは、中学生の時なんですよね?
Ryoko:そうです、私が中3の時にメンバーを集めました。バンドをやろうと思ったきっかけは、軽音の大会に一人で出場して決勝までいって、決勝に出るにあたってバンドを組む必要があったことですね。高校のオープンキャンパスで出会ったYurikaを誘って。その大会が終わって、何も賞がとれなかったことが悔しくて、本気でバンドを始めたいと思いました。それで、当時私がネットで繋がっていたベースのFumihaを誘って。ドラムを探しているときにFumihaが知り合いいるよって言って紹介してもらったのがAikaです。
Aika:最初は高校受験だったので断ったんです。
Ryoko:2度オファーしたよな 笑。根拠もないのに自信満々に「私たちは売れます!」ってネットに書いたりもしてたなあ笑。
では皆さん中学も高校もバラバラなんですね!練習はどうしてたんですか?
Ryokoさん(Vo./Gt.)
Ryoko:私とYurikaの通っていた学校でスタジオが借りられたので、そこで週3回は練習してましたね。夏休みは毎日、12時間とか。ライブ行って練習、ライブライブ遠征ライブ練習ライブ…の繰り返しで。
Aika:放課後はずっと練習って感じですね。
すごい練習量…。作詞作曲をされているのはRyokoさんですよね。どんな時に曲ができますか?
Ryoko:いろんなパターンがあって…。例えば、映画がすごい好きなのでよく見るんですけど、エンドロールとかで思いついたり。書ける時は1曲5分とかで。スイッチ入るとばばばばって。
Yurika:急に帰ったりするもんな笑。「今日書けそうだから帰るわ!」って笑。
Ryoko:スイッチ入るタイミングは、映画だったり、散歩だったり、一人旅だったり、お風呂場だったり。半身浴中とか。そのときは慌ててお風呂から出て、びしょびしょのままギター持って録音します笑。
いろんなものからインスピレーションを受けているんですね。皆さんの音楽を始めたきっかけ、原点はなんですか?
Yurika:私はアイドルとかのポップスから聴き始めました。もともと音楽が好きなんですけど、バンドを好きになったきっかけは高校のオープンキャンパスです!その時バンドのライブを初めて見て、全身に電流がはしって!特にリードギターの人に惹かれたんですよね、もともとサイドで輝いている人が好きなので。今だと好きなバンドはTHE ORAL CIGARETTEさんやKANA-BOONさんです。
Aika:ドラムを始めたきっかけは太鼓の達人です。中3くらいの時にはまっていて。音ゲー大好きなんですよ。バンドではONE OK ROCKさんが好きですね。バンド意外だとアニソンとボカロが好きです。
Ryoko:私は昔からとにかく目立つのが好きで。2歳くらいから踊ったり歌ったりしてました。小学校4年生くらいの時は、BIGBANGや2NE1とかのダンスボーカルが好きで。中学に入ったときからダンスボーカルをやったんですがダンスが全然できなくて笑。諦めかけてたんですけど、そんな時BLUE ENCOUNTさんのライブを見て、かっこいいなと思って。その影響でテレキャスを持って。その後オーディションを受けて、負けて悔しくって、という流れになってます。
きっかけがみなさんユニークですね!
話は変わりますが、ЯeaLのみなさんは大阪在住ということで、大阪のおすすめスポット、大好きな場所を教えてください!
Yurikaさん(Gt./Cho.)
Yurika:心斎橋!あったかい場所ですね。ライブハウスがいっぱいあるのも好き。
Ryoko:ユニバ笑。週3とかで行ってましたね。あと、なんばの東宝シネマズが好きです!
Aika:日本橋!オタロード!おすすめ!
Ryoko:あと海遊館とか!
いっぱいありますね笑!全国でライブ活動を行う中で、関西人でよかったなって感じるときってありますか?
Ryoko:やっぱり関西弁いいなって。気軽なんでね。
Aika:大阪はあったかいよね。
Ryoko:東京行くと大阪特有のボケが通じない。じゃれあってても本気で心配してくれちゃう笑。仲いいからこそ小突きあったり悪のりでするんですけどね笑。
Aika:関西人と話すときは「なんでやねん」、「ほんまそれ」を言っとけばなんとかなりますよ笑。
Aikaさん(Dr./Cho.)
ライブ中も楽しそうですね!皆さんのマイブームは?
Ryoko:バンドでは斉藤さんゲームかな。
Aika:PSPの音ゲー。
Ryoko:ホットヨガと映画。
Yurika:よしもとの生ライブ!
一緒に遊びに行くと?
Ryoko:カラオケ、映画、ごはんとか?
YURIKA:私とRyokoは出会った記念日があるんですよ。
Ryoko:カレカノかってね笑。
Ryoko:私とAikaは日本橋ですね。Aikaは漫画とアニメ、私は2次元の美少女を見るのが好きなんで。あ、あと私、UFOキャッチャー得意なんですよ私。
Yurika:お金かけてるだけやん笑。
Ryoko:いや、ほんまあれは違う笑!でも、ほしいと思ったら絶対取る!
Aika:それ言ったら私もとったもん!
負けず嫌いなんですね笑。
Ryoko:全員がね笑。ちょっとでもメラメラするバンドでてくると、急に燃えて結束するんですよ 「ちょっとウチラ負けてられへんで」「やなあ!」って笑。
だからこそいい意味でぶつかり合ってあんな勢いのある音が作られるわけですね!ライブでのこだわりはありますか?
Ryoko:ガールズバンドだからと言って、なめられたくない。バンド歴=楽器歴なんで、いかにかっこよく見せるかにこだわってます。煽り方、叫び方、立ち位置、頭の振り方とかも考えてます。ガールズバンドって頭振ってても前髪が動かないじゃないですか笑。化粧崩れないし髪型乱れない。だけど私らは髪型定位置に戻らないし、顔もボロボロ。お客さんも楽しませられるように自分たちも楽しもうって思ってます。
たくさんこだわりの詰まったライブ、見てみたいです!これからこんなライブ、イベントをしてみたいっていうのはありますか?
Ryoko:ガールズバンド史上最速で武道館に立ちたい。日本に収まらず世界にも行きたい。その後優雅にバンド発フェスを大阪でやりたい!
武道館というのは何か理由が?
Ryoko:バンドで革命を起こしたいというのがコンセプトにあって、それは記録を塗り替えることだと思ってて。私たちは自発的に集まったただの4人であり、普通の中学生だった私たちが、いかに夢を叶えられるかっていう。
武道館でのライブを楽しみにしています!では、今対バンしたいバンドとか、憧れのアーティストを一人ずつお願いできますか?
Ryoko:すぐできそうな人やめよな笑。
Yurika:THE ORAL CIGARETTEさん。対バンとか恐れ多いですけど。
Aika:ONE OK ROCKさん。
Ryoko:BLUE ENCOUNTさん。バンド組む前から見ていたし。最近はぼくのりりっくのぼうよみさん。魅力的ですね。曲的にもЯeaLはオールジャンルなのでいろんな人と関わっていきたいです。
今年挑戦したいこと(目標)は?
Ryoko:山登りですね。星が好きなので、カメラを持っていって、写真を撮りたい!あと、映画を去年180本見たんですけど今年は300本いきたい!今年はすでに100本以上見てますね。月30、少なくても20本は観ます。
Yurika:自炊頑張る!新しいところに行くこと!やりたいで終わってることを実現すること!スカイダイビングしたい!
Ryoko:ゆったな!
TVで企画としてあったら?
Aika Yurika:やりたい!
Ryoko:絶対嫌やわ笑。でもこの流れなら絶対全員やん笑。
Aika:部屋にいっぱい漫画を集めたい!
Ryoko:今は?
Aika:今まだ600冊くらい。漫画がいっぱいあったら幸せになる。
Ryoko:何冊?
Aika:5000冊。
Ryoko:1年で!?
大きい目標!叶うこと願ってます!では、最後にバンドとして、これからどんなバンドになっていきたい?
Ryoko:たくさんの人に知ってもらって、音源だけじゃなく、ライブでも楽しんでもらえるバンドになりたいです!
ありがとうございました!
(取材:同志社大学3回生 斎藤美優 / 佛教大学3回生 大塩友貴)
【ЯeaL 公式HP】
http://www.realgirlsband.com/
▷CD情報
「秒速エモーション」
2016.03.09発売
¥1,204+税
SECL-1858
《収録曲》
1. 秒速エモーション
2. Outsider
3. スタートライン
4. 秒速エモーション ~Instrumental~
▷ライブ情報
「秒速エモーション」Release Tour 2016 ~Next Generation~
5/22(日)梅田Shangri-La
6/05(日)渋谷eggman
6/25(土)名古屋栄R.A.D
チケット発売中
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