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今年の3月にメジャーデビュー5周年を迎えたベリーグッドマン。そんな彼らが昨年立ち上げた自主レーベルから8/4待望のシングル『ナツノオモイデ』をリリース!夏の応援団長ベリーグッドマンがこの夏伝えたいメッセージとは?メンバーのRoverさん、MOCAさんにガクシン記者が想いを取材してきました!
–楽曲『ナツノオモイデ』の聴きどころを教えてください。
Rover:8月リリースということで夏の曲にしました。夏祭りや流しそうめん、スイカ割りなど「夏の思い出」を連想させる曲です。またそれとは逆に「コロナ禍」での不安や憤りなど何か形に残せないかということも意識しました。だから楽曲に込めた想いは多すぎて語り尽くせないです。(笑)
–楽曲を特に届けたい人はいますか?
Rover:大まかに言うと「困っている人達」、よりポイントを絞ると「高校球児」ですね。僕たちは高校野球のためだけに音楽やってるという訳じゃないですけど、本当にお世話になってるんですよね。「ベリーグッドマン=野球」ってイメージをつけてくれたのは彼ら高校球児のおかげなんですよ。だから、コロナ禍で試合ができなくなった彼らのために何かできないかなと甲子園で無観客配信ライブを開催しました。おそらく今回の楽曲を聞いて「夏の思い出」として、コロナ禍での部活を思い出してくれるんじゃないかな。その時に自分たちの高校時代の努力は素晴らしいと、それで励まされる人もいるということが伝わればいいかなと思います。
–メジャーデビュー5周年で心境に変化はありましたか?
MOCA:メジャーで活動していくということは責任はもちろんあります。でも、メジャーだからすごいということは全くなくて、インディーズでもかっこいい人はいっぱいいます。でも、「プロ」と呼ばれる人たちの中で自分たちがずっと居続けられているのはうれしいなと思いますね。
Rover:メジャーデビュー5年に対して思うことは「まだ5年か」ってことだけですね。周りの先輩方はメジャー40周年や25周年などすごいですし。(笑) 確かに責任は増えたけど気持ちは変わらないしまだまだ修行の身だなって感じですね。
–ドライブインライブの経緯、反響について教えてください。
MOCA:ドライブインライブは海外では結構事例があってヴァーチャルと現実をかけ合わせた演出があるなど結構進んでいます。ベリーグッドマンが日本最速でやってみたいね、っていうのが始まりです。最初は予算の都合上駄目だったんですよね。でもそのあと色々な方と相談して話を進めていった結果、何とか開催が可能になったんですよ。これまでは自分たちの言葉をいかに届けられるかを大事にしてライブをしてきたけど、日本最速かつ国内最大級の規模でのドライブインライブは単純に楽しかった。ライブのなかで「生きてる感」を共有できたのと、コロナ禍でも安心して楽しめる空間を作れたのは嬉しかったですね。関係者から「今年もやりますよね!」と言われるくらいに反響もよくて。
Rover:MOCAはずっとフェスがやりたいって懇願してたんですよ。その中でのドライブインライブっていうのは結構ゴールに近い形で。最終的には沖縄でお客さんも旅行を兼ねて、フェスをして音楽だけでなく「空間ごと」提供できればなと思ってます。
–MOCAさんは高校野球の強豪校出身ですが、何か高校生の頃のエピソードや思い出はありますか?
MOCA:春夏甲子園に出られたのは昔からの夢だったしうれしかったですね。でも背番号をもらえずスタンドで応援している。夢は叶ったけど思いっきり人生で負けたような、嬉しいけど心からは喜べない18歳の頃の葛藤がありました。でもあの時のつらさがあったから今も頑張れているなと。本気で勝とうと思って負けた悔しさを経験出来てよかったなと今では思ってます。
–今後のグループの目標はありますか?
Rover:人生一度きりにかける熱い想いに感銘を受けて僕らも音楽ができています。だから、自分たちも熱い想いをもって音楽をやれているかなと自問自答しながら、数年後に甲子園でのライブを絶対にやりきりたいっていうのはチームの目標です。あとは泥臭く、質素でいいから馬鹿みたいに根性出してこれからも活動できるチームでありたいですね。
–大学生や若者にメッセージをお願いします。
MOCA:「夢や目標って意外と叶うもんやな」てことを実感として持っていて、進路とかで悩んでたり、反対にあったりしてても自分が決めたことで生きていくことが自分の幸せなんだなと。まだそれが見つかってなくてもいずれは見つかると思うから、とにかく今の学生生活を楽しんでください!
ありがとうございました!
-ベリーグッドマン Profile-
2013年11月に結成した「 Rover 」「 MOCA 」「 HiDEX 」 からなるボーカルユニット。
2016年3月に「 ありがとう ~旅立ちの声~ 」でメジャーデビュー。
3声の力強いハーモニーとラップ、秀逸なトラック、リリックが世代を超えた共感を呼んでおり、次世代を牽引するアーティストの呼び声が高い。
「 パワーソング 」と呼ばれる応援歌は、彼らの代名詞であり元広島カープ(現ミネソタ・ツインズ)の前田健太投手や阪神の岩田稔選手をはじめ、多くのプロ野球選手の登場曲にも使われている。
今後さらに黄金トリニティを築き、オンリーワンでナンバーワンを目指すアーティスト。
2021.08.04 Release
ナツノオモイデ
1.ナツノオモイデ
2.baby you
3.Hope
4.ダイヤモンド (2021 Ver.)
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