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明暗を照らす光にまみれたこの日常、ひとつひとつにスポットライトをあてて
『光にまみれて』。このストレートかつ印象的なタイトルでミニアルバムをリリースしたGOOD ON THE REEL。
力強さと切なさが入り混じり、不思議な感情が紡ぎ出る彼らの楽曲の魅力は、セルフプロデュースでより顕著に示されている。
今回は楽曲制作を担当するVo. 千野さんとGt. 伊丸岡さんにお話を伺いました。
『光にまみれて』という強い言葉はどこから着想を得たのですか?
千野:一人にスポットを当てた曲が多かったので、一人一人の生活の中のそれぞれの光、それが暖かいものであったり冷たいものであったり、そこからこのタイトルをつけました。
GOOD ON THE REEL にとっての「光」とは何でしょうか?
千野:僕らにとってはステージにいる時に感じるものじゃないですかね。照明であったり、お客さんの泣いている顔だったり。ライブをやってる時が一番光にまみれている感じがします。
今回は初のセルフプロデュースということですが、改めてバンドに対して感じたことはありますか?
千野:今までも今回も、世の中の流れに乗ってないなっていうのが魅力かなと感じますね。いろんな音楽を聴いて影響も受けているけど、GOOD ON THE REEL というスタイルは今回も変わってないかなと。
伊丸岡:そうだね、ボーカルが一番前に出てるというか。この人ありきだなと思いますね。
このミニアルバムがご自身の学生時代にあったとしたら、どの部分に注目していると思いますか?
千野:『モラトリアム』の歌詞かな、生々しくてとげとげしいので「この曲すげえな!」って友達に聞かせたくなる感じがします。
伊丸岡:若い時って音楽を聴くと意味を考えることがあると思うんですけど、『ショーベタ』と『Marble』を聴いて、何でこんな歌詞になったかを考えると思います。
ご自身でこのアルバム内で一番聴く曲を教えて下さい。
千野:『光』ですね。特にサビの高い所でギリギリで歌ってる所を。『モラトリアム』もですけど、自分の限界で頑張ってる部分は癖になって聴いちゃうんですよ。「あ、頑張ってる、あ、ギリギリ!」って(笑)。
伊丸岡:なるほどね、自分の声を楽しんでるのね( 笑)。『WORLDEND』っていう曲はさりげなく聴いていられるのでずっと聴いてる。最後の『私へ』は寂しくなりたくて聴いてます(笑)。
バンド内で、この人のここは魅力的だと思うところはありますか?
千野:俺と亮太はノリは近いけど性格が真逆というか、亮太は奔放な性格なので、周りを気にしない部分があって、そこはすごいなと憧れる部分はありますね。
伊丸岡:Ba. 宇佐美は、人の名前とかバンド名を覚えられるところがすごいと思う。関係者の方や出逢った学生さんとかほぼ覚えてるよね。
千野:私生活はダメダメなんだけどね(笑)。てゆうかね、それはあなたが覚えなさすぎ!
学生時代にしておけば良かったなということはありますか?
千野:音楽理論とか。もし勉強していたらもっとスムーズにわかってたんじゃないかなと(笑)。あと、学生の頃ってコミュニティが狭いから、すぐ噂になっちゃうしそんなに悪いことじゃなくても悪いって言われたりするでしょ?だから悪く思われないように我慢しちゃってた。遊んでおけばよかったな(笑)。
ではしておいてよかったということはありますか?
伊丸岡:一人旅。適当に電車乗って降りてぶらぶらしてみるとかもやってました。そこであった人と話したりしたことも為になりましたね。
千野:高校生の頃にバンドをやってよかったなと。地元にバンドをする環境がなかったんですよ、ライブハウスもないし。それを部屋改造したりして場所作ったのがものすごくキラキラした青春な思い出になってます。おばあちゃんちの2階の部屋を掃除しておじいちゃんのカラオケのマイクを牛乳パックで作った柱にぶっ刺して、父親が昔使ってたギターで、みたいな(笑)。ドラムは友達に買わせて(笑)。「ドラムやった方がいいよ!」って(笑)。そんな感じで練習してましたね。
伊丸岡:機材とか関係ないなと思うよね。小学校の時友達の家のバイク屋のガレージでやってたけど、機材とかなんでもよくて、音が出せてかっこよければなんでもいいなと今も思います。
千野:根本はそこだよね、それは今にも繋がってるかも。
最後になりますが2018年、どんな1年にしたいですか?
千野:チャレンジの年にしたいなと。バンドとしても今までにない面白いものをファンの方に提供していきたいし、個人的にもいろんなことにチャレンジしていきたいと思います。
伊丸岡:バンドに関してはいろんなテイストの曲を作っていきたいし、ライブのSEももっと面白いものを創っていきたいと思ってます。
ありがとうございました!
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