大学生による大学生のためのWEBマガジン
2016年6月。風営法改正で、クラブの深夜営業が解禁されることになった。これからクラブがもっと身近なものになるだろう。そこでクラブのプロデュースなども手がける、関西を代表するオールジャンルイベントプロデュースチーム『*Groovy workshop.』 の代表、DAIZOさんにお話を伺った。
『*Groovy workshop.』とは?
(DAIZO)DJをまとめる株式会社です。DJの他に、店舗プロデュース、リミックスCD販売、エイベックスとのコラボ、レコード会社のプロデュース、映像作成などを行っています。
名前の由来は?
(DAIZO)特にはないんですけれど(笑)。直訳するとGROOVY は、「楽しい、ファンキーな」ですかね。しいて言えば、DJがまだ組織として動いてなかった時代に、初めて組織(チーム)として活動したので、WORKSHOP、をつけたという・・・
DJを始めたきっかけは?
(DAIZO)もともと僕は10代の頃からパーティーをやっていて。でも、DJがいい曲をかけてくれなくて。そこから自分でDJを始めたのがきっかけですね。
『*Groovy workshop.』の始まりはなんですか?
(DAIZO)最初、3人で始めたんですよ。僕らが最初にDJを頼まれてやったのは、100人もお客さんの入らないクラブだったんです。そのクラブでその時、300人のお客さんが入ったんですよ。そこからもう1回やってくれと頼まれ、また300人入って。そのうち週1回の枠をもらってやっていって、その枠に出演していた他のDJも吸収合併させ、*Groovy workshop. が始まりました。16年前、クラブはヒップホップやクラブミュージックしかかけてなかったんですよ。ぼくらはそんな中、ロック、レゲエ、J-POPなど、いろんなジャンルをかけていましたね。
DJになる方法は?
(DAIZO)個人でなるなら誰でもなれますよ!路上ライブでやっているアーティストと同じですね。手を挙げたらDJです(笑)。ただ、音楽の知識は必要ですけど。大事なのは、一番は集客力ですかね。DJの仕事としては、人の曲をかけたりリミックス(踊りやすく編曲すること)ができることですね。今は就職の欄にDJがあったり、専門学校にDJ養成があったりするので。
NAOMAさん
苦労したことは?
(NAOMA)うーん、毎日違うお客さんが来るので、昨日盛り上がった曲が今日は盛り上がらないとかがあるので大変です。時間ごとに常に反応を見て変えたりもします。
(DAIZO)色々苦労はありますね、でも、苦労も楽しむようにしてるんですよ。エイベックスの社長、松浦さんの言葉で、「遊びも仕事、仕事も遊び」っていうのがあるんです。この仕事、楽ではないんです。でもエンターテイメントの仕事、夢を与える仕事なので、常に楽しむ、楽しませる意識をもっています。
印象に残っているイベントは?
(NAOMA)ハロウィンですね。大阪にこんなにハロウィンが浸透しているとはと思いました。毎回2000人くらいお客さんが来ます。毎年すごくなってて。今年はミニだんじりも走ってましたよ(笑)。カウントダウンパーティも盛り上がります。
(DAIZO)最近で言えば、韓国の釜山のイベントですかね。世界中どこでも英語でいけますよ。デビットゲッタと共演したことや小室哲哉さんマークパンサーさんなどとのイベントも印象的です。
マークパンサーとの共演 http://marcpanther.com/
ツイッター https://twitter.com/marcpanther
DJのいいところは?
(DAIZO)普段知り合えない人と知り合えるところですかね。人脈、大事です。
DJをする際に意識していることはありますか?
(DAIZO)DJの仕事に限らないことなんですが。僕は昔から、仕事に命懸けてます。以前、仕事に命をかけたことはあるか?って聞かれたことがあって。命懸けでやらないと、できないことがある。そのぐらいの気持ちでいないと、見えてこないものがありますよ。
でも、命を懸けられるくらいに思えることを見つけるのって難しいですよね。
(DAIZO)やるかやらないかなんですよ。つまり、行動に移すかどうか。無理だって思っても、やらなきゃわからないんですよ。それが結果であるんだから。若い時しかできないことってやっぱりある。今思ったことをやらないと、やっぱりいつか後悔しますよ。正直に生きることも大事。お金なんか後からついてきますから。自分の身になることを選んでやるべき。
クラブって、興味があるけど行きづらいんです。クラブの楽しさを教えてください!
(DAIZO)今流行りの一人カラオケのように、一人クラブも全然大丈夫ですよ!
特に女の子はお得な特典も多いです。一度足を運んだら、クラブのイメージをつかめますよ。みなさんが思う昔のクラブのイメージより、健全で普通の人が多いんです。若いパワーであふれる場所ですね。普段、大音量で音楽を聴ける場所って、ライブくらいでしょう?クラブならいつでも音楽を体中で楽しめますよ!
最後に、今年の抱負を教えてください!
(DAIZO)健康的に生きる、ですかね、やっぱり(笑)。空気は悪いし、生活時間が違うんで。夢を与える仕事だし、見られる仕事なので、健康は意識しています。
夢を与える仕事って素敵ですね。
好きなことで稼ぐっていう、大好きな音楽で仕事ができるっていうのが、幸せなんですよ。だから皆さんも、いろんなところに足を運んで、いろんなことをやってみるといいと思います。やっぱりお金も大事なんだけど、それよりもどう生きるかが大事ですよね。だって、帰り電車に引かれるかもしれない。24時間はみんな一緒、有限であって。時間を有効に使っていますか?まずは有効に使えるように、自分をコントロールするのが大事ですよ。自分をコントロールできないと他人を動かせないので。経営者になりたかったら、ある程度自分に厳しくするべきですね。
クラブは、大好きな音楽を体中で思いっきり楽しめる場所。非日常のキラキラした空間を作り上げるエンターテイナーとしてのプロ意識を感じました。ありがとうございました!
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Groovy workshop出演先(一部)
KITSUNE KYOTO
http://kitsune-kyoto.com/
住所:〒604-0961 京都府京都市中京区木屋町 通 三条 下 ル 材木 町 179 エフエス 木屋 町 ビル 3F,4F
電話:075-255-0421
世界WORLD
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住所:〒600-8001 京都府京都市下京区西木屋町通四条上る真町97イマージアム
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BUTTERFLY
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ジラフ大阪
http://giraffe-osaka.net/
住所:〒542-0084 大阪府大阪市中央区宗右衛門町7−9
電話:06-6211-1516
取材協力 :ジラフ大阪
取材:斎藤美優 同志社大学 2回生 / 近藤諒太朗 同志社大学 2回生
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