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ミュージックインタビュー

“ゆるやかな希望”を歌い続ける4人組ロックバンド『水平線』にガクシンFind記者がインタビュー!!

音から浮かび上がる馴染みのある情景が心をくすぐり躍らせる、京都を拠点に活動するバンド「水平線」。幼少期からさかのぼり楽曲への想いまで、ガクシンサークル員がインタビュー!

 

先月リリースされたEPのリード曲「三日月」についてどのような想いが込められた楽曲なのでしょうか。

安東さん(以下敬称略):「三日月」は、ついつい何かをするにあたっては満点を目指しがちですけど、それまでにある至らない部分みたいなものも、しっかり受け入れた方がいいなという想いを曲にしました。

 

活動初期から歌われている「ロールオーヴァー」の『レッツゴーロックンロール』というフレーズについて、曲が作られた当初と今では歌詞に対する想いに変化はありますか?

田嶋:「ロールオーヴァー」は、憧れのロックスターとかを見てバンドを始めたときの、憧れを超えていかなければいけないっていう衝動を歌った曲になっています。『レッツゴーロックンロール』は、バンドを始めたての時だからこそ出た純粋なワードでありつつ、ライブではその時々の気持ちが⼊って⾊の違う熱を帯びるような、ずっと⼤事にし続けているフレーズです。

 

曲を作る中で「水平線らしさ」として意識されていることがあればお聞きしたいです。

田嶋:曲を書いている2人とも、情景が見える歌というのは大切にして曲を作っています。最近はお互いの曲に対しても、今まで以上に影響しあっている部分も増えてきました。 僕は割とストレートな感じで、 安東はフックのあるポップスな感じで、みたいなスタイルが多いんですけど、それをお互いの曲でも散りばめていったりしています。

 

最近の楽曲の中で、互いに影響を受けたと感じる楽曲はありますか?

安東:今作でいうと「三⽇⽉」は今まで作ってこなかったデカいスケール感の曲です。⽥嶋作曲の「ロールオーヴァー」「Throwback」のスタジアムロックみたいな部分の影響はあります。

 

田嶋:僕はEPの中では「フライトレスマン」っていう曲です。逆に僕はあんまりテンポのいい曲を今まで作ってきたことがなかったので、疾走感みたいなところですかね。安東に影響されたかどうかは分からないですけど(笑)あとは、今制作を進めている曲が、これまで以上に共同で制作をしている曲で…。僕がデモを出して、安東にもアレンジしてもらって進めていています。今ちょうど影響を受けつつあるかもしれないです。

 

 

お二人は幼少期は歌詞にあるような自然に近い場所で過ごされていたのでしょうか?

田嶋:父親が自由な気質だったので、色々なところに連れ出してくれました。キャンプとかも連れ出してくれて。自然は好きで虫も好きだったし、曲に現れる自然をみる視点は幼少期に培われた可能性はありますね。

 

安東:僕は自然と結びつく記憶があんまりないんですけど、歌詞を書くときは、不思議と自然と結びつけたくなるというか。でも、雲が何かの形に似ている、みたいなことを見つけるのは好きでした。それが広い目で見たら、作詞にはつながっている気もします

 

「水平線」というバンドについて、ツアータイトルにもなっている「旅するロックンロール」というコンセプトはどんな意味合いを込めて、 名付けたのでしょうか?

安東:ツアータイトルとしては、僕たちが音楽を持って旅して、各地に届けるというイメージがそのまま表れています。コンセプトとしては、自分たちの音楽的な旅みたいなものも含まれていて。軸はありつつも、色々なエッセンス吸収して、自分たちの音楽として、消化していきたいみたいな、そういう音楽のジャンルの旅みたいな、意味合いも含めています。

 

ツアーに関して、関西はLive House nanoと梅田Shangri-laが決まっていらっしゃいますが、 特にこの関西のライブで楽しみなことをお聞かせください。

田嶋:やっぱり関西は、ホームなので昔からより見てくれている人とかも多いのと、人柄も結構ポップだと思っていて、ライブも熱を共有できる感覚が強いので、そういう盛り上がりに期待したいですね。

 

この春の時期に、 おすすめの水平線さんの 楽曲を 教えて下さい。

田嶋:「トーチソング」という曲です。大事にしてる人が春に東京に行っちゃうタイミングでその別れの寂しさと「僕はこっちで頑張るし、そっちはそっちで頑張れよ」という気持ちで作った曲なので、実はこの時期にオススメです。

 

安東:僕は「三日月」かなと。春って出会い別れの季節でもあるし、人生のフェーズが変わる迷いが多い時期でもあると思うので、その時に誰かを支えられたらいいなと思います。

 

お二人が最近聴かれている楽曲を教えて下さい。

安東:最近は「ジギー・マリー」っていうレゲエのアーティストの曲をよく聴いています。陽気でいいんですよね。それと、The 1975を聴き始めました。

 

田嶋:マイブームで言うと、「人間椅子」です。「杜子春」っていう曲がおすすめです。ライブ映像のエネルギッシュな姿に感化されて、初めてファンクラブに入りました。

 

最後にガクシンの読者である大学生にメッセージをお願いします。

安東:やっぱり一番はツアーに来てもらいたいです。あとは大学生の間に、やりたいことを全部やってほしいです。僕も大学に入ったのは、別に音楽をしたいから入ったわけじゃなかったんですけど、部活で入った音楽の方にハマって、今は音楽をしているという状態なので。やりたいことを全部やったらいいなと思うし、それができるのが大学生活だなと思います。なので、好きなことを全部やってください。

 

田嶋:そこで出会う人って、一生の付き合いになっていく人も多い気もするので、周りのその素敵な仲間たちを、大切にしてくれたらなと思います。

 

 

有難うございました!


2026.2.25リリース 配信EP『希望の匂い』

-大袈裟な魔法というよりは、ゆるやかな希望を燃やし続けたい-

 

“これからどこへ向かいたいか”

 

このテーマの中で割と自由に自分たちの個性を発揮できたと思います。

何かと忙しなく目まぐるしい変化を続ける世界ですが、身の回りにある小さな幸せや希望は変わらないんじゃないかと。

まずはそれを抱きしめて歩いていきたいよねと、そんな気持ちです。

 

メロディや歌いたいこと、今まで武器にしてきたことはそのままに、岩本さんとの共同作業を経て、

リズムやサウンドのスケールアップによりさらなる広がり・可能性を感じるモノになったと思います。

 

Gt.&Vo.田嶋太一

 

【TRACKLIST】
1. 三日月
2. 鋼の太陽
3. 忘年
4. フライトレスマン
5. マジックアワー


『水平線』<プロフィール>

京都の叙情、UKロックの衝動。
“ゆるやかな希望”を歌い続ける4人組ロックバンド、水平線。
田嶋(Vo./Gt.)と安東(Vo./Gt.)のダブルボーカル兼ソングライティングにより、UKオルタナティブやフォークポップスなど、多彩な影響を感じる楽曲を生み出している。
2025年7月にリリースした「たまらないね!」はドラマ「晩酌の流儀4~夏編~」のOPに起用され、
同年8月にはSUMMER SONICやSWEET LOVE SHOWERに出演。

 

2026年2月には5曲入りNew EP「希望の匂い」をリリースした。


<ライブ情報>
旅するロックンロールツアー2026
2026年5月15日(金)梅田シャングリラ
OPEN 18:30 / START 19:00
https://www.greens-corp.co.jp/schedule/info/index.php?event_id=13599

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