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僕はあの日、伝説の幕開けを目撃した。そして、気がつけば日本中がその侍たちの虜になっていた。3月上旬、WBC強化試合 阪神タイガース対日本の試合を観戦しに京セラドームに向かった。
長い間楽しみにしていたこの日、試合開始3時間以上前にも関わらず大正駅に着くと多くの人だかりであった。人の流れに身を任せドームに足を運んだ。試合が始まるまでの時間でグッズを買うのにも2時間以上の行列が出来ていた。勿論並んだ。大谷選手、ダルビッシュ有選手、阪神タイガース所属の選手のグッズはほとんど売り切れていたが、帽子やお目当ての選手のキーホルダーを買うことができ満足であった。
19時になって多くの観衆がスタンドにひしめく中、試合は始まった。この試合は、メジャーリーグでMVPも獲得し二刀流でその名を馳せている「大谷翔平」選手が今回の日本代表として初の実戦であった。そのため多くの人がその姿を見守った第1打席。彼は膝を地面につきながらその観衆の見守るスタンドに白球をぶち込んだ。大歓喜。拍手喝采。4万を超える人々を一振りで虜にした。海の向こうの大スターはやはりひと味違うんだなと肌で感じた瞬間であった。
しかし、阪神タイガースも負けていなかった。日本球界のエースでから打った近本選手のHR。声出し応援が解禁となったので、ライトスタンドの応援団を始め全阪神ファンが腹の底から「六甲おろし」を熱唱した。日頃のストレスや鬱憤が全てこの歌と共に消える感覚は久しぶりで非常に気持ちが良かった。
2打席目の大谷翔平。皆がスマホを彼に向ける中、またもやホームランを放つ。もはや意味が分からない。僕は鳥肌が立ったし、前の人は頭を抱えていた。
そんなこんなで凄いものを目撃した一日であった。この日のために阪神タイガースの選手の応援歌だけでなく、日本代表の選手の応援歌も覚えていったので表裏関係なく試合中ずーーーーーっと叫びっぱなしであった。このおかげでシーズンが始まった今も阪神以外の選手の応援歌を口ずさんでしまう。
WBCの本戦が始まってから、彼らの雄姿でこんなに日本中が沸くなんて…本当に素晴らしかった。
大谷で始まり大谷で終わる 漫画の様なシナリオ。
感動をありがとう!侍ジャパン!!!
そんな大会が幕を閉じるのが名残惜しい今日この頃。新学期がもうすぐ始まる…
迷わずに駆け抜けろ
伝説の幕が開ける
さぁ 気持ち込めて
進め 狙い定め
跳べ!大谷!
夢の向こう側へ
かっとばせー!大谷!
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