大学生による大学生のためのWEBマガジン
ハート模様なんて私には似合わない。スカートは制服だけでいい。私は小さい頃から「可愛らしく」することに対してなんとなく気後れや恥ずかしさがあった。
というのも、「可愛らしく」が似合うのはアイドルやモデルのような顔立ちが可愛らしい子だけのもので、そういった顔とは言えない自分が「可愛らしく」することで滑稽に映ってしまうのではないか…という不安があったからである。
実際に、「こっちは可愛いけど、こっちはイマイチ」「可愛いけど一番前に持ってくるほどでは…」という、女の子を品定めしたり、順位づけたりする行為がいつでもどこでも頻発している。そういったものに認められないといけない。自分はそういったものに見向きもされない。この圧迫感や焦燥感は自分を非常に苦しめる。
そんな中で「可愛らしく」することに踏ん切りがついた瞬間があった。ゆうこす(菅本裕子)さんの台頭だ。ネオぶりっ子の異名を持つ彼女に対し、初めは「何言ってるんだ…」くらいのスタンスで見ていたが、「愛されたいと思っている女の子を肯定して、みんなで可愛くなろう」というインタビューの一節を読んではっとさせられた。バカにされるかなと思い、今まで表に出しづらかった「可愛らしさ」を身にまとうことをまずは肯定し、受け入れてくれるのである。この考え方は私の身の回りでも絶大な支持を受けている。
ネット発のインフルエンサーは続々と増えているが、その中でも彼女はただのインフルエンサーではなく、多数の女の子が心に潜めていたモヤモヤを解放してくれ、切り開いてくれたパイオニアだと私は思う。
今の自分はハート模様のアクセサリーを身につけるし、スカートも以前よりははくようになった。自分を愛せる自分に少しでも近づくために。
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