小学校3年から高校3年までの間、ずっとバレーボールをやっていました。とはいえ、下手の横好きで続けていたのでそう上手くもなく…。バレーサークルがなかったので、大学生になってからはテレビ中継があれば見るくらいになりました。

そして、つい先日、ワールドカップバレーの試合が大阪であるとの事だったので観戦に行きました。Vリーグの試合は何度か地元で開催された時に足を運びましたが、全日本女子の試合を生で見るのは初めて。中学の時から好きな新鍋選手や同じ年で活躍する黒後選手など選手がコートに入ってきた時点から興奮が抑えられませんでした。

対戦相手はセルビア。世界ランク1位の格上の国ということもあり、正直あまり期待はしていませんでした。1セット、2セットを先取され会場はどんよりとした空気に。しかし、日本がそこからの追い上げを見せ、フルセットの末、勝利をおさめ、今大会1番とも言える盛り上がりに会場はつつまれました！

1つ1つ点やセットを取るたびに湧き上がる歓声や熱量を生で体感して、応援する声ひとつで会場一体となって雰囲気が変わることがその日1番の驚きでした。また、自国が勝っても相手選手に対するリスペクトを持って応援する姿勢をもつ観客の方が多く、それも同じ会場の中で見られてとても嬉しいことでした。

年齢が上がるにつれ、褒められたり、認められたりする機会がないとどうしても感じてしまいます。そんな時「その仕事良かったね！」「頑張ってるね！」など、一声かけて周りの人を「応援」する事で、もしかしたら実力以上の力を発揮できるかもしれません。