大学生による大学生のためのWEBマガジン
今の僕にとってこの質問が最も恐ろしい。この回答によって、魅力的な人間かどうか判断されてしまうからだ。就職活動では、必ずといっていいほどこの質問がされる。
僕には胸を張って言える趣味がない。本は週1冊くらい読むし、映画も月に2本くらい。テレビも週に5番組くらい見るし、音楽も電車の中で聞くくらい。どれも中途半端に好きで、語れるほどではない。だから『いろいろ好きなんですけど、強いて言うなら読書ですかね…』みたいな答えしかできない。ちなみにインターネットの情報によると、就活において『趣味は読書』はNGらしい。(ホントかは知らない)
『何か1つ突き詰めるかー』と思うけど、めんどうだしすぐ飽きる。何か1つにのめりこむことがあんまりできない。小学生の頃から高校生の頃まで10年間野球は続けたけど、趣味じゃない。本気でやってたから面白かったけど、今したいとは思わない。
そんなときに書店で手に取った本『無趣味のすすめ』にはこう書かれていた。
『趣味が悪いわけではない。だが基本的に趣味は老人のものだ。好きで好きでたまらない何かに没頭する子どもや若者は、いずれ自然にプロを目指すだろう。』
※出典:『無趣味のすすめ 拡大決定版』村上龍 幻冬社文庫 平成23年
ずっと思っていたことを言葉にしてもらえた気がした。
たしかに本当に好きで始めた野球も、最初は『プロになりたい!』と本気で思っていた。本当に好きなものは仕事にしたいと思うから趣味にはならない。
じゃあ自分はなんて答えよう。今、本気でやっているもの?
ゼミで研究している政治学は面白くて、けっこー熱中している。
ということは、『趣味は政治学です』?
ダメだ。絶対おかしい奴としか思われない。
どうしよう…
YouTubeでもやったら面白いと思われるかな。
正解を探す日々は続きそうです。
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