３月のライオン
作者 羽海野チカ
出版社 白泉社
15歳でプロ棋士になった少年・桐山零(きりやまれい)と川本家の三姉妹、あかり、ひなた、ももとの出逢いで変わっていく物語だ。将棋のルールを知らなくても大丈夫。日常のお話の中に自分の知らない棋士の世界が織り混ざっているのに最初は驚くが、試合の場面も将棋の戦法が絵によって表現されていて楽しく読むことができる。将棋だけではなく、零と川本家の核心に触れていくシリアスなシーンも思わず涙が出るほど素敵なシーンばかりだ。作中にたくさん出てくる美味しそうな料理にもご注目！！
この漫画を読んで何度泣かされ励まされたことだろう。巻数を重ねるごとに零が成長しているのが伝わってきて、零が格好いい・・・！ときゅんきゅんしながら読むのが私のオススメだ。